春や秋になると行われる学校での歯科検診。皆さんのご家庭でも案内のプリントがお子さんに配られるのではないでしょうか。
我が家の次男も、先日小学校で歯科検診を受けてきました。本人は「すぐ終わった〜」「何言ってたか覚えてない〜」なんて言っていました。本当はお医者さんから「虫歯はないよ」とか一言もらえるとありがたいですが、大人数の検診だとなかなか難しいみたいですね。検診結果が気になります…。
今回はそんな歯科検診の結果の見方を、保護者目線でやさしくまとめてみました。
どんなことが書かれているの?
学校から配られる歯科検診の案内プリントには、検診時の際にお口の状態を表す記号や略語の説明が載っていました。
たとえば、こんな風に。

大人も歯医者さんで検診を受ける際に、お医者さんがこれらの言葉を言って、衛生士さんが紙に書き留めるなんて場面を経験したことありますよね。
「O」や「X」、「CO」など、なんとなく意味は分かるけど、自信がない…。そんな方のために、主な記号とその意味をわかりやすくまとめました。
よく使われる記号とその意味
記号・表記 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
/(斜線) | 異常なし | 問題なく健康な状態です |
◯(まる) | 治療済み | 以前に治療を受けた歯 |
✕(ばつ) | 要注意の乳歯 | 抜いた方が良いかもしれない乳歯 |
C | 虫歯 | 虫歯がある歯。治療が必要な場合も |
CO(シーオー) | 虫歯になりかけ | 初期虫歯。まだ穴はあいていないけれど注意が必要 |
GO(ジーオー) | 歯肉炎の疑い | 歯ぐきに炎症がみられる可能性 |
G(ジー) | 歯肉炎 | 歯肉炎で受診が必要 |
この表を前もってお子さんと一緒にみて、検診のときのお医者さんの言葉を気にしてもらうと、結果をもらう前に虫歯があるかどうかわかるかもしれませんね。
「C」や「X」がついてたらどうする?
もらった結果に「C」や「X」といった記載があると、少し不安になりますよね。でも、歯科検診はあくまでも“スクリーニング(簡易チェック)”なので、すぐに治療が必要というわけではないことも多いです。おそらく結果には「異常なし」や「歯科医院を受診して下さい」などの案内も記載されるかと思います。
もし歯科医院の受診を進められた場合は、まずはお近くの歯科医院を受診して、詳しく診てもらうと安心ですね。
実際に子どもはどうだった?
次男いわく、「男の先生と女の人(おそらく歯科衛生士さん)がいて、口開けて、ちょっとだけ上向いて終わった〜」とのこと。ほんの数秒で終わったそうです。本人にとっても負担の少ない検診ですね。
まだ結果はもらって来ていないので、結果が分かり次第また報告させてもらいます。
ちなみに去年は「異常なし」でした。
まとめ
学校の歯科検診は、お子さんの歯の健康状態を知るための大切な機会です。記号や略語の意味を知っておくことで、プリントをもっと活用できます。
来週は三男の検診も控えているので、その様子もまた記事にできたらと思っています。そちらもぜひ楽しみにしていてくださいね。
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